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ヨシダ大地に立つ!

  ブラック企業が増えすぎた退職者を補うために派遣社員を大量に雇うようになって、既に半年が過ぎていた。社長含め、その取り巻き集団は会社規則を厳しくしていき正社員たちは、そこで子を産み、育て、そして辞めていった。西暦2017、離職率は80%を超えて離職率の増加傾向にあった。正社員は離職率の高さに恐怖した。退職届を一旦取りやめて、八ヶ月あまりが過ぎた。   「ヨシダ大地に立つ!」 神妙な顔をした吉田が足早に目...

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2016年刻を越えて

中「今年も、もう終わりですなぁ。」吉「ですねぇ。」中「2016年も色々ありましたなぁ。」吉「一瞬で終わっていきましたね。」中「転職しようとして、失敗したし。  中野、仕事辞めるって止めるってよ。  ブログ半年書いてなかったし。」吉「で、ですね!」中「マクロスあったし、オルフェンズ再開したし  ブログ半年書いてなかったし。」吉「オルフェンズ!!!」中「ガンダムブレイカー3出るし、  Gジェネレーションジェ...

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可能性の獣

 男は決断した。その決断はあまりにリスクが高い。下手すれば今後のワークライフに多大な影響を与えるかもしれない。しかし、男は歩みを止めることはしないだろう。その先にある可能性を信じて。可能性という名の内なる神を。 時刻は午前5時を少し回ったところ。男は一人絶望していた。自分の置かれている状況をまだ呑み込めずにいる。 この状況を理解してもらうには少し説明が必要になってくるだろう。 男は30歳少し手前。...

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オフの日2

  世の中には2種類の人間が存在する。そんなような例えはよく耳にするだろう。ニュータイプとオールドタイプのように様々かたちで分類される。  ここで2種類の分類をするとすれば人見知りをする人間人見知りをしない人間この二つを置いて他にないだろう。  そして「オフの日」の回で語ったようにオレは前者に分類される。オフの日はこちらからそして目の前の彼女は間違いなく後者だ。 場慣れしている。間違いなく強者だ。...

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オフの日

 喉が渇く。足が震える。胃を何かが暴れ回っている感覚になる。額から滲んできた汗をハンカチで拭う。  緊張?いや、それはないだろう。久しく感じていなかった感覚に少し自分でも笑ってしまう。 3つ数える。息を吸う。3つ数える。息を吐く.. 時計に目をやる。時刻は21:26時間まで後10分を切っていた。鼓動が早くなるのが分かる。 落ち着け。落ち着くんだ。就活戦争も乗り越えて来たんだ。何やかんやで2社内定もらえた。...